伊那西小児童がハチ追い
巣は見つけられず 次回に持ち越し
伊那市の伊那西小学校の5年生12人は、10日近くの産直市場グリーンファームでハチ追いを体験しました。 地蜂と呼ばれるクロスズメバチに餌をくわえさせ、巣を見つける方法を学びました。 餌には鳥肉のササミを使い、団子状にした肉に真綿を結び、蜂をまちます。 蜂がそれをくわえて、飛び立つと児童たちは、目印となる真綿を目安に追いかけていました。 ハチ追いを教えたグリーンファームの小林史麿会長は、「昔は家の手伝いとしてハチ追いをした。子どもの遊びでもあり仕事でもあった。ハチの子を食べる伝統を将来に伝えていきたい」と話していました。 約1時間にわたり、ハチ追いをしましたが、残念ながら巣は見つけることはできませんでした。 次回は、巣をみつけてどんな構造になっているかを調べるということです。