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認知症捜索訓練

箕輪町で 一般にも情報提供よびかけ

認知症捜索訓練

認知症の人が行方不明になった場合を想定した訓練が17日箕輪町で行われました。 音声告知放送なども使って一般にもよびかけ、地域での見守りの意識を高めました。 黄色い帽子をかぶった民生委員5人が認知症役となり、町内5つの小学校区にわかれて歩きました。 家族役のふたりは、箕輪町交番にかけこみ、容姿の特徴などを警察官に伝えました。 交番から役場に連絡が入り、防災無線や音声告知放送で住民に周知がはかられます。 沢地区を歩いていた認知症役の鈴木誠さん。 なかなか発見してもらえません。 2回目の防災無線で、気づいてもらえました。 箕輪町社会福祉協議会が行った訓練で、町や警察、見守り協力団体などから40人が参加しました。 訓練後に行われた反省会です。 認知症役をつとめた民生委員からは、「なかなか気づいてくれなかった」「音声告知放送が有力だった」「情報をきちんと伝えることが大切」「繰り返し訓練する必要がある」などの意見が出ました。 役場に寄せられた目撃情報は、20件を超えました。 箕輪町社協では、「情報提供は少なくないと感じた。関係機関と情報の共有ができ、今後の取り組みの参考になる訓練だった」と振り返っていました。

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