地蜂の「巣」コンテスト 優勝は3.7キロ
伊那市西箕輪羽広 林鶴良さんが初優勝
地蜂と呼ばれるクロスズメバチの巣の重さを競うコンテストが19日に伊那市で開かれ、西箕輪の林鶴良さんが、3.7キロで優勝しました。 優勝したのは、伊那市西箕輪羽広の林鶴良さんで、巣の重さは3.7キロでした。 今年のコンテストには、市内外から21人のエントリーがありました。 持ち込まれた巣に煙幕をかけて蜂を気絶させ、重さを量ります。 地蜂の愛好家は、6月から7月にかけ、野山でみつけた蜂の巣を持ち帰り、鶏の肝臓や心臓をエサとし与え巣を大きくしてきました。 例年の優勝は4キロから5キロ台ですが今年は3キロ台で、2月の大雪などが影響し、蜂の発生が遅れたのが原因ではないかという事です。 今年は蜂の子料理の実演が行われ、訪れた人が試食していました。 伊那市地蜂愛好会では、伝統の蜂追いや昆虫食の文化をこれからも伝えていきたいと話していました。