順天寮起工式
駒ケ根市南割の救護施設「順天寮」(菅沼幸穂寮長)の増改築工事開始に伴い29日、同施設で安全祈願祭と起工式が行われた。施設を運営する伊南福祉会や地元の代表者、工事関係者など約30人が出席して神事を行い、工事の安全と無事完成を祈願した=写真。
の中原正純理事長は「当初の計画より1年遅れとなったが、長年懸案だった大部屋解消やリフト付き浴槽導入に向けて工事が始まることは大変喜ばしい。入所者が心豊かに生活できる施設を目指したい」とあいさつした。
工事は現在の6人から4人部屋への変更、浴槽の大型化とリフト設置、ベッドの備え付け、地域交流スペースの設置などが計画されている。事業費は約1億5千万円。完成は06年3月末を見込んでいる。