駒工生がごみ拾い
駒ケ根市の駒ケ根工業高校生徒会は29日、同校から駒ケ根駅までの道路や駅、公園などに落ちているごみを拾う活動をした。参加したのは生徒会の新旧執行部、美化委員会など約100人と教職員9人。9班に分かれて学校を出発した生徒らは冷たい雨の降る中、それぞれの受け持ちコースに落ちている紙くずやペットボトルなどのごみを黙々と拾っては袋に入れていた=写真。
生徒会長の松原昌也君(機械科3年)は「通学路にごみが落ちていると駒工生が捨てたものと思われてしまう。地域の人のそんなイメージをこの活動を通して変えたかった」と活動の原点を振り返った。
生徒会は今年度の基本方針に挙げた「ごみ拾いから地域交流」に沿って、学校周辺のごみ拾いをしたり、市職員による出前講座を聞いて環境美化について学ぶなどの活動を行なってきた。