誓いを新たに 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で22日、戴帽式が行われ、今年4月に入学した1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。 この日は、今年4月に入学した1年生35人が戴帽式を迎えました。 戴帽式は、半年間、基礎的な学習を行ってきた学生を、看護学生としてふさわしい知識と技術、態度を身につけたと認めるためのものです。 式では、生徒一人ひとりにナースキャップがかぶせられ、火がともされたロウソクを受け取っていました。 全員がロウソクを受け取ると、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。 この日戴帽式を向かえたのは、上伊那を中心とした18歳から50歳代までの、男性が9人、女性が26人となっています。 式を終えた学生は、今後、本格的な看護の学習を始めることになっていて、来年2月からは、伊那中央病院や昭和伊南病院などで実習を行う予定です。 戴帽生を代表して、篠田達也さんは、「63期生、35人全員でこれからの困難を乗り越え、みなさんの役に立てるようにしたい」と、誓いを新たにしていました。