伊那市内各地で秋の文化祭
伊那市内各地で26日、秋の文化祭が行われ、地区住民が手掛けた作品の展示や地元農産物を使った料理の振る舞いが行われました。 このうち御園区では区民祭が行われ、朝から多くの人で賑わいました。 御園区では、地区住民の親睦の場にしようと毎年この時期に行っています。 会場には、地区住民が制作した手芸や工芸作品などおよそ800点が並びました。 ステージでは、地元で活動しているグループの発表が行われました 会場の外では、地元産の米をつかったおにぎりや汁物が無料で振る舞われました。 御園区の中村一重区長は「新しい世代も増えている。区民の全体のまとまりを良くしていきたい」と話していました。
文化祭に合わせて愛称木製看板を制作
また、伊那市の日影公民館では秋の文化祭に合わせて生活道路などの愛称が書かれた木製看板を制作しました。 これは生活道路への愛着を深めてもらおうと「日影の道に愛称を付けよう会」が行ったものです。 会では、今年2月南北に走る7つの道路に看板を設置しました。 今回は、東西に走る看板を制作しました。 木製看板の愛称を書いたのは、書家の池上信子さんです。 26日は愛称が書かれた文字の周りを彫刻刀を使って地区住民が交代で削りました。 木製の愛称看板は年内に設置するということです。 会場には他に保育園児や小学生、地区住民が制作した絵画など1000点が並び訪れた人たちは足を止めて見入っていました。 会場の外では、地元産の農産物の販売もあり多くの人で賑わいました。