気仙沼のサンマ 500匹完売
宮城県気仙沼市で水揚げされたサンマが26日、伊那市のセントラルパークで開かれた「いなまち朝マルシェ」で販売され、用意した500匹が完売しました。 サンマの販売は、東日本大震災以降、故郷に元気を届けようと活動するグループRe:US(リアス)気仙沼が行ったものです。 メンバーの一人が市内に在住していることから、震災直後の夏に気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れるなど交流が行われてきました。 今回は、気仙沼で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流を深めようと計画されました。 この日は東京や宮城などから訪れたメンバー11人が、サンマの販売をしました。
サンマは生が150円、焼いたものが200円で売られ、テントの前には行列ができていました。 生サンマを買う人の中には、近所の人にも配る予定と話し10匹以上買い求める人の姿も見られました。 焼きサンマを買った人たちは、広場に置かれたテーブルに座り、さっそく味わっていました。
炭が途中で無くなり予定どおりに焼けないというハプニングもありましたが、イベントが終了する、午後3時には、用意した500匹が完売したという事です。 Re:US.気仙沼では、来年以降も伊那を訪れサンマの販売を通して、交流を続けていきたいとしています。