人権擁護委員 委嘱式・退任式
人権についての相談に応じたり、啓発活動を行う「人権擁護委員」の委嘱式と退任式が、28日伊那市役所で行われました。 この日は、新たに伊那市西春近の唐澤陽司さんに、法務大臣からの委嘱状が白鳥孝市長から伝達されました。 人権擁護委員は、公民館や企業などで人権についての相談に応じたり啓発活動を行っています。 唐澤さんは昨年度まで高校の教員を務め、長年に渡り生徒指導に携わってきました。 唐澤さんは「自分自身も勉強をしながら幅広い世代の相談に応じて手助けをしていきたい」と話しました。 また、2期6年務めた伊那市西春近の橋爪トミ代さんの退任式も行われました。 橋爪さんは「人と人との繋がりを感じる6年だった。退任しても、地域で人権の輪を広げて差別のない世の中にしていきたい」と話していました。 今回新たに委嘱された唐澤さんを含め、伊那市の人権擁護委員は10人です。