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2511/(月)

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親の「一生懸命働いていること」がすごい

上伊那の小中学生がアンケートで回答

親の「一生懸命働いていること」がすごい

 長野県教職員組合上伊那支部が上伊那の小中学生を対象に親子のかかわりについて行ったアンケートによりますと、親のすごいところは、「一生懸命働いていること」と2割強の子供が感じていることがわかりました。  5日夜は、伊那市の竜東地区の会場となった東部中学校を皮切りに上伊那地区15会場で開催を予定している上伊那地区教育懇談会が始まりました。 懇談会には、東部中と伊那東小、伊那北小のPTAや、保護者、教職員など50人ほどが参加しました。  懇談会では、上伊那教職員組合上伊那支部が毎年行っているアンケートの結果が公表されました。  今年のアンケートのテーマは、「親子のかかわりについて」で、上伊那の小学5年生と、中学2年生合わせて294人から回答を得ました。  親と一緒にして楽しい時間は何ですかとの問いには、小学生と中学生では、「テレビ」「家事手伝い」では楽しいと感じる割合に差がありますが、会話・食事などの日常の時間は子どもたちにとって大切な時間と位置付けられているとしています。  親のどんなところをすごいなあと感じますかとの問いには、小学生で23.5%、中学生で26.8%が、「一生懸命働いている」と回答していて、大人が思っている以上に子どもたちは、親を肯定的にとらえていることが分かったとしています。  懇談会では、3つのグループに分かれて子育てについて話し合いました。 こちらのグループでは、思春期を迎えた子どもとどのようにコミュニケーションをとっているかなどが話されました。  参加者は、「習い事の送り迎えの時間が貴重な会話の時間になっている」「意志を尊重するようにしたら反抗が少なくなった」などと紹介していました。  主催した県教職員組合上伊那支部の地区教育懇談会推進責任者の大畑 賢二教諭は、「親と子のかかわりには葛藤もあると思うが、情報交換をしてヒントを得てほしい」と話していました。  懇談会は、今月下旬まで、上伊那各地の小中学校を会場に開かれます。

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