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宮田村商工会青年部が40周年
3、4日に多彩な記念イベントを開催

宮田村商工会青年部が40周年<br>3、4日に多彩な記念イベントを開催

 創部40周年を迎える宮田村商工会青年部(前林裕一部長、48人)は3、4日、各種の記念事業を行なう。著名なプロ野球選手を迎え講演会や子ども野球教室、人気マジシャンのマジックショーなど多彩。4日の式典では、商工業にとどまらず幅広くむらづくりに貢献してきた40年の歴史を振り返る。
 村内商工業を取り巻く環境は厳しいが、青年部は精力的に活動。青少年の育成活動から村が抱える問題まで幅広く関心を寄せ、各種事業を展開している。
 昨年と今年には宮田高原の活性化にも協力。県外から訪れるリンゴオーナーを対象にキャンプを開き、高原内に手作りでアスレチック遊具も整備した。
 「全員が人任せではなく、情熱と責任感を持っている。次世代をみすえて、常に前へ前へ。これが青年部の伝統」と前林部長。
 今回も記念事業の一環として、村民会館前の芝生広場にモミの木を寄贈。宮田小学校には一輪車10台を贈る。
 また、4日午前8時45分からは村内の小中学生を対象にプロ野球中日ドラゴンズの川相昌弘さんを迎えて野球教室を開く。
 同日午後5時から村民会館で開く記念式典には、歴代の青年部員も含め来賓を多数招待。新たな躍進への一歩とし、引き続き行なう歳末慈善パーティーの収益金の一部は今年も村へ寄付する。
 川相選手による記念講演会は3日午後6時半から村民会館。マギー審司、ふじいあきらの人気者両名によるマジックショーも4日午前11時半から同会館で開くが、いずれのチケットも完売となった。
 記念事業実行委員会の平沢賢司委員長は「過去の経験を活かし、未来につなぐ記念事業にしたい」と話す。

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