高遠高校美術コース1年生 火災予防の看板制作
9日から始まる「秋の全国火災予防運動」に合わせて、伊那市高遠町の高遠高校の生徒が火災予防の看板を制作しました。 8日は、高遠消防署で看板のお披露目式が行われました。 看板を制作したのは、高遠高校美術コースの1年生16人です。 9月中旬から1か月半かけてデザインや配色を試行錯誤しながら制作したということです。 標語に合わせて、出火原因の一つである台所の火の取り扱いを注意するデザインにしたということです。 高遠消防署管内では、今年1月から4件の火災が発生し、2人が亡くなっています。 木下広志署長は「看板を見て市民に防火意識を高めてもらいたい」と話しました。 火災予防運動中、高遠消防署では路上での広報活動やのぼり旗の設置などを行う予定です。 看板は、来年3月まで設置されるということです。