伊那中央病院でカテーテル研修会
カテーテルと呼ばれる医療用のチューブを使った研修会が8日、伊那市の伊那中央病院メディカルシミュレーションセンターで開かれました。 研修会には県内外から若手の脳神経外科の医師4人が参加しました。 カテーテルで血管の中に造影剤を注入し、脳血管の撮影をする訓練をしました。 今年4月に県内の脳外科医・脳神経内科医が設立した信州カテーテルシミュレーション研究会が初めて開きました。 若い医師にカテーテル治療の経験を積んでもらい、技術の向上につなげよういうねらいです。 研修会では、血管の形や堅さ、脈、血液の流れを精密に再現したシミュレーターを使用しました。 カテーテルは、造影剤を注入し血管の撮影をする検査や、血栓を取り除く治療などに使われます。 参加者は、ベテランの医師から扱い方やコツを学んでいました。 研究会では、今後年に2,3回のペースでこうした研修会を開いていきたい考えです。