春日愚良子さんの初めての俳句展
伊那市美篶の俳人、春日愚良子さんの初めての俳句展が、13日から、伊那市日影のベルシャイン伊那店で開かれています。 会場には、2012年発刊の「春日愚良子句集」で発表された句を題材にした作品約70点が展示されています。 春日さんが書を書き、伊那市在住の漫画家、橋爪まんぷさんが絵を添えました。 「岩穴から 人の出るごと 蟻でてくる」 「ハンバーガー 食べながら来る 井月忌」 春日さんは現在85歳。伊那毎日新聞社の記者だった30代の時に俳句を始め、現在は漂泊の俳人井上井月の研究家でもあります。 これまで本の出版などは行ってきましたが、友人の勧めで初めて個展を開きました。 春日さんは、言葉と言葉の間の空白に余情があり、そこを感じ取ってもらいたいと話していました。 春日愚良子さんの俳句展は 18日(火)まで伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。