脳いきいき教室 健康は口から
伊那市社会福祉協議会が、高齢者の健康づくりを目的に行っている脳いきいき教室が17日、伊那市小沢の小沢地域交流センターで開かれました。 脳いきいき教室は、介護認定を受けていない65歳以上が対象で、毎月1回から4回、地域ごとに行われています。 この日は、小沢のお年寄り11人が参加しました。 教室では、歯科衛生士の小林由紀江さんが講師をつとめ、身体の健康は口や歯からなどと説明しました。 小林さんは、「日本歯科医師会などが、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうと推進していますが、実際は平均で11本です」と話しました。 口の中には、何百種類もの菌があり、中には身体に悪影響を及ぼすものもあるということで、小林さんは「舌には舌苔(ぜったい)と呼ばれる白い苔状のばい菌が付着していて、飲み込むと風邪や肺炎をおこす事がある」と注意を呼びかけていました。 口の中を清潔に保つことが重要との指摘に、参加者は、鏡で自分の口の中を確認していました。