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スクールガード・リーダー学校訪問

スクールガード・リーダー学校訪問

 学校の安全を守る役割を担って県教育委員会の委嘱を受けたスクールガード・リーダー(地域学校安全指導員)の小出光恵さんが2日、駒ケ根署員とともに駒ケ根市の東伊那小学校(小川清美校長)を訪れ、不審者侵入時の対応や通学路の安全確保などの体制について指導・助言をした。小川校長らに質問しながら同小の安全体制について調べた小出さんは「教職員やPTAが防犯ベストを着てパトロールをしたり、『危機対応ハンドブック』を作成して不審者侵入に備えているほか、児童が携帯する防犯ブザーの点検を定期的に行うなど、非常によくできている。あとは通学安全マップを作るよう検討を」と助言した。
 小出さんが受け持つのは駒ケ根署管内(駒ケ根市、飯島町、宮田村、中川村)のすべての小中学校。今後各学校を巡回し、安全体制の調査と指導を行っていく。
 スクールガード・リーダーは、各地で相次ぐ学校への不審者侵入事件などを重くみた文部科学省が05年度から新たに取り組みを始めた「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」の一環として創設した制度。地域のボランティアらに呼び掛けてスクールガードの組織を整備し、学校に対しては問題点について指導や助言などをする。

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