ごみ処理事業者選定委 発足
伊那市富県の天伯水源近くに建設が予定されている上伊那広域連合のごみ中間処理施設の事業者を選定する委員会が今日発足しました。 20日は、伊那市のいなっせで新ごみ中間処理施設整備運営事業者選定委員会が開かれました。 上伊那広域連合助役の酒井茂伊那市副市長が、有識者など8人を委員に委嘱書を手渡しました。 酒井助役は、「上伊那19万人のごみを処理する、生活に欠くことのできない重要な施設であり、行政の最重要課題。慎重、公正な選定をお願いしたい」とあいさつしました。 1回目となった会議では、正副委員長の選出が行われ、委員長には、信州大学名誉教授の北澤 秋司さんが選ばれました。 北澤委員長は、「非常に難しいが、しっかりと勉強をし、選定に努めたい」とあいさつしました。 この日は、酒井助役が、「事業者の選定に関すること」について北澤委員長に諮問書を手渡しました。 事業者選定委員会は、新しいごみ中間処理施設の整備と運営を行う民間業者を選定する組織で、公平、適正に選定するための検討を行います。 上伊那広域連合では、公共が資金を負担し、設計・建設・運営を民間に委託するDBO方式を採用し、最も高い点数がついた事業者が選ばれます。 上伊那広域連合では、来年2月上旬には、実施計画について事業者に示し、平成27年度前半に入札公告を行いたいとしています。 平成27年中には、委員会が広域連合長に、審議結果を答申し、27年度中に、事業者を正式に決定、平成28年度内の事業着手を目安としています。 会議は、冒頭のみ公開で、議事内容については入札にかかわる検討などを行うため、委員会設置条例により非公開となりました。