県建築士会上伊那支部 災害対応協議
長野県建築士会上伊那支部は地震などの災害時に備え、避難施設の安全確認をスムーズに行うための体制について初めて協議をしました。 上伊那支部では災害時に備え上伊那の全ての市町村と協定を結んでいます。 協定は、震度5弱以上の地震が発生した場合などに自治体の対策本部や避難施設での二次災害を防ぐため、8時間以内に現地へ出向き、建物の危険度を判定する事になっています。 上伊那支部では災害対応について改めて見直そうと協定の検証の他6月には東日本大震災の被災地の視察などを行いました。 25日の会議では、グループ毎に別れ、自分達が被災者になった場合の状況を踏まえ意見を交わしました。 出席者からは、携帯電話が使えなくなったり、車での移動ができなくなる事などを想定するべきとの意見が出されていました。 長野県建築士会上伊那支部では、今後各自治体に協定の見直しや防災面での要望を行うと共に勉強会を開き災害時の対応を学んでいくとしています。