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高遠焼白山登窯 火入れ

高遠焼白山登窯 火入れ

「高遠焼」の陶芸家・浦野真吾さんは、21日から伊那市高遠町勝間にある白山登窯に火を入れ、つぼや皿などおよそ800点を焼きました。 登り窯は幅3メートル、山の傾斜に沿って4段に連なり余熱が下部から上部に上がっていくようになっています。 窯は3昼夜火を入れ、炎の色や煙の出方などを見ながら最高温度が1250度になるよう下部から徐々にまきをくべていきます。 通常は、灯油を使った窯を使うという事ですが、毎年1回、登り窯で作品を焼き上げています。 これまでは、浦野さんの祖父で師匠の唐木米之助さんのアドバイスを受けながらの作業でしたが、唐木さんは今年2月に亡くなりまた。 今回は浦野さんにとって、師匠から独り立ちした初めての窯焼きとなります。 窯は、24日に火を止め、10日ほど経った来月上旬に作品を取り出すという事です。

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