上半期CO2排出量 去年比5.1%削減
伊那市は、今年度上半期のCO2排出量が77,300トンで、前年度上半期と比べて5.1%削減されたことを報告しました。 これは19日、伊那市役所で開かれた伊那市地球温暖化対策地域エコリーダー協議会で報告されたものです。 報告によりますと、前年度の同じ時期に比べ、4,200トンのCO2が削減されたということです。 要因としては、値段の高騰などで軽油の需要が減ったことや、オール電化の集合住宅の普及でLPガスの需要が減ったことなどが考えられるとしています。 協議会では調査結果から、「電気、LPガスについては、省エネ意識が向上してきたが、ガソリン、軽油、灯油などは気候や価格により使用量が変動することが考えられるとし、エコドライブやアイドリングストップなどの徹底が必要」としています。 この他来年度の計画では、「森のエネルギー循環プロジェクト」に重点を置くとしています。 これは、各事業所などと協力して、森林エネルギーの普及を図るもので、薪ストーブやペレットストーブの導入、森林への感心を高めるための森林教育などを行っていく計画です。 今年度は9月までに、薪ストーブの設置補助が29件、ペレットストーブの設置補助が3件となっています。