市町村情報連絡員交え初の訓練
上伊那地方部選任の16人が演習
長野県災害対策本部上伊那地方部は、大規模災害時に市町村に派遣する情報連絡員を交えての情報伝達訓練を28日初めて実施しました。 市町村情報連絡員は、大規模災害時に市町村に派遣され、被害状況を把握し上伊那地方部に伝えます。 この制度は、平成23年に施行され、上伊那地方部では、16人を選任しています。 訓練は、伊那市で震度6強の地震があったとの想定で行われました。 市町村連絡員は、市町村の被害状況を電話で伝え、上伊那地方部でこれを受信します。 受信した内容は、ホワイトボードに書き込まれ、地図に落としていきます。 受信した情報は、同時に対策が検討され、県の本部に対応を要請しました。 訓練には、上伊那地方部を構成する地方事務所や伊那建設事務所など県の出先、8つの機関から35人が参加しました。 この日は、勤務時間外などの行動指針を示した現在策定が進められている初動対応マニュアルの説明も行われました。