箕工未来を育てる会多部制・単位制を魅力ある高校づくりの一角として位置付け
箕輪工業高校の未来を育てる会が2日、箕輪町文化センターであり、地域に魅力ある高校を残すための手段の1つとして、箕工の多部制・単位制への転換を前向きに受け入れ、地域の受け入れ体制の構築、より魅力的な多部制・単位制設置に向けた研究を進めていくことを決めた。
上伊那地域の再編整備案として、上伊那地域の高校改革プラン推進委員らが、全日制・定時制の廃止・多部制・単位制への転換を提案した箕輪工業高校の未来を育てる会は2日、今後どのように箕工を位置付けていくかを考える会合を開いた。これまであくまでの全日制の存続を求めてきた同会だが、今後、同地域に魅力ある高校を残すこを一義的な目的とし、多部制・単位制高校への転換を魅力ある高校づくりを進める上での1つの手段と考え、県教育委員会の案をそのまま受け入れるのではなく、地域に即した多部制・単位制を実現するため、積極的に行動していくことを決めた。