伝統受け継ぐしめ縄づくり
伊那市の伊那西小学校の全校児童は8日、地域の人達と一緒にしめ縄を作りました。 伊那西小学校では、ふるさとに伝わる文化を学ぶとともに、地域の人々と交流しようと、毎年このしめ縄作りをしています。 講師は、小学校に通う児童の祖父、15人がつとめました。 作業は、地域ごとに分かれて行われ、低学年の児童は親と一緒に作っていました。 5・6年生になると、子どもたちも慣れた手つきで縄をなっていました。 子どもたちは、扇や花、おかめなどを飾りつけて、しめ縄を完成させていました。 完成したしめ縄を見ると、小沢、平沢、横山地区はなったワラが円を描いています。 大坊、ますみヶ丘地区はワラが直線になっていて、各地区で特色が出ていました。 このしめ縄は、家に持ち帰り、玄関に飾るということです。