舞踊・歌謡ショーで楽しいひととき演出
高遠伊那東LCが2老人福祉施設慰問
高遠伊那東ライオンズクラブ(細田行一会長、35人)は1日、高遠町長藤の町デイサービスセンター「くつろぎの家」と伊那市美篶の養護老人ホームみすず寮を慰問した。
同クラブは、年末の恒例行事として30年近く地域の福祉施設を訪れ、奉仕活動をしている。今年は出演依頼した地元で活動する「高遠町郷土舞踊会」と、宮田村の歌謡ボランティアグループ「座・一番星」がショーを繰り広げて、利用者を楽しませた。
くつろぎの家は5度目の訪問。一番星のメンバーは「東京のバスガール」「人生劇場」「旅の夜風」など6曲を歌った。利用者は歌詞カードを見ながら、メンバーの歌に合わせて口ずさんだり、懐かしいメロディーに聞き入っていた。舞踊会は「義経伝説」「潮来の宿」「高遠桜悲恋」など、華麗な舞を披露した。
細田会長は「少しでも利用者の気持ちがやすらげばうれしい。これからも奉仕活動などを通して、何かの役に立っていきたい」と話していた。