長野5区 宮下氏4選果たす
投票率は59.86%
第47回衆院選の投票が14日行われ即日開票されました。 県内小選挙区5区は自民党前職で財務副大臣の宮下一郎さんが4選を果たしました。 宮下さんは自民党前職の56歳。 平成15年の選挙で初当選し衆議院議員を2期務めましたが平成21年に落選。 前回選挙で返り咲き財務副大臣を務めました。 今回は9万1089票を獲得し4回目の当選を果たしました。 次点で新人の民主党、中島康介さんは4万6595票でした。 長野5区の投票率は59.86%。伊那市は60.99%、箕輪町は61.91%南箕輪村は59.75%でいずれも前回衆院選を9ポイント近く下回りました。
衆院選 一夜明けて
当選から一夜明けた15日、宮下さんは選挙戦を通じて有権者から聞いた要望や課題について「まだアベノミクスの効果が実感しにくい。特に所得の面で消費税引き上げ分までにはまだ追いついていない。安定した暮らしに向けて地域を元気にしてほしいという声が一番多かったと思います。地方創生法案も通って中央でも地方の振興計画について策定に入りますのでそんな中でみんなの知恵を結集したものを国としても支援していくということだと思います。」と述べました。 宮下さんはほかに地域の課題として人口減少を挙げその対策に取り組むなど今後の議員活動に意欲をみせていました。