とれたて大根いかがですか
伊那東小2年蘭組が販売
伊那市の伊那東小学校2年蘭組(下田智美教諭、32人)は1日、自分たちで栽培した秋ダイコンを校内で販売した。参観日で訪れた保護者が大勢集まり、あっという間に売れていく様子を児童たちは喜んだ。
生活科の授業で野菜作りに取り組む蘭組は、「ダイコンをおでんにして食べたい」と、9月から栽培。夏にはジャガイモ、ニンジン、トマトなども育て、カレーライスやコロッケに調理して収穫を祝っている。
販売したダイコンは京野菜の「聖護院」40本と、通常の形をしたアキヅマリ100本で、早朝、収穫したばかりの取れ立て。聖護院は直径20センチほどで円形、苦味や辛味がなく、ほんのりと甘いのが特徴。軟らかいのに煮崩れしにくく、ふろふき大根やおでんなどの煮物や漬け物に適しているという。
小出可純ちゃんは「固かったり、柔らかかったり、途中で折れたり、いろいろだったけど、大きなダイコンが獲れてよかった」と喜んでいた。
売り上げ金は、おでんの調理実習費などに役立てる予定だ。