11月有効求人倍率1.1倍 6年7か月ぶりの水準
上伊那の11月の月間有効求人倍率は1.10倍で10月を0.06ポイント上回りました。 管内の求人倍率が1.1倍を超えたのは平成20年5月以降、6年7か月ぶりです。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は去年の11月を1.6%下回る1,218人でした。 新規求職者数は、去年の11月を7.2%下回る590人でした。 これにより、11月の月間有効求人倍率は、10月を0.06ポイント上回る1.10倍でした。 管内の求人倍率が1.1倍を上回るのは、リーマンショック直前の平成20年5月以降、6年7か月ぶりです。 ハローワーク伊那では、「求人倍率は落ち着いてきているが、派遣雇用が多いことや、即戦力となる技術者・経験者の正社員雇用が目立っているため、引き続き正社員の雇用確保に努めたい」と話しています。 新規高卒者の就職内定率は88.3%で、去年を6.6ポイント上回りました。 また、厚生労働省が今年8月から推進している「正社員実現加速プロジェクト」に合わせて、ハローワーク伊那ではチラシを配り、企業に正社員の雇用を呼びかけることにしています。