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2311/(土)

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長谷地区成人式

タイムカプセルで昔を懐かしむ

長谷地区成人式

 伊那市長谷地区の成人式が、1日に、長谷公民館で行われました。  1日はあいにくの雪となりましたが、晴れ着に身を包んだ新成人が式に臨みました。  長谷地区では男性7人、女性7人の14人が成人を迎え、13人が出席しました。  長谷地区の成人式は、毎年、長谷公民館が主催して開いています。  西村 公一長谷公民館長は、「大人として将来を担う皆さんに大きな期待が寄せられている、一人一人の人生の志に向かって着実に進んでほしい」とあいさつしました。  新成人を代表して、伊藤 実希さんは、「皆さんの仲間入りをした自覚を持ち、数多くの困難に立ち向かっていけるよう努力していく」と謝辞を述べました。  式では、中学校時代の担任の木下正彦(きのしたまさひこ)教諭が講演しました。  木下教諭は、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の階上(はしかみ)中学校の生徒の答辞を紹介し、「この答辞から感じた、人は一人では生きていけない。生まれ育った故郷に愛着と誇りを持つこと。思いやりと感謝の気持ちが大切という、3つのことを、皆さんに伝えたい。」と話し、新成人を激励しました。  式の後、中学3年生の時に封印したタイムカプセルを開封しました。 中には、当時のクラスの旗や、友達にあてた手紙などが入っていました。  長谷地区の新成人たちは、保育園時代から中学校まで、同じ校舎で過ごしています。

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