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井月顕彰会 堀内会長死去

井月の魅力発信に尽力 94歳

井月顕彰会 堀内会長死去

俳人、井上井月の研究者や愛好者らでつくる井上井月顕彰会の堀内(ほりうち)功(つとむ)会長が9日、東京都新宿区の病院で亡くなりました。 94歳でした。 顕彰会関係者によりますと、堀内さんは、9日昼過ぎに、打ち合わせを予定していた新宿区のホテルで倒れ、東京医科大学病院に運ばれましたが、午後1時57分死亡が確認されたということです。 打ち合わせを予定していた井月を題材にした映画「ほかいびと」の北村皆雄監督は、「発見した時は、すでに心肺停止状態だった」と話し、「親と同等のおつきあいをさせていただき、1週間に一度は会っていた。堀内さんがいなかったら、「ほかいびと」は生まれていなかった」と突然の死を悼んでいます。 堀内さんは、顕彰会会長として、2008年から句集の発行や句碑の建立などに尽力しました。 堀内会長とは20年来の付き合いだったという顕彰会副会長で井月研究家の竹入弘元さんは、「井月の足跡や魅力の発信に大きく貢献された」と堀内さんの死を悔やんでいます。 2012年に発行された井月編俳諧三部集は、井月が1400人の俳人の句を載せたもので、すべて井月の自筆で書かれていて、交友関係もわかります。 竹入さんが解読しましたが、採算がとれないと出版に踏み切れないでいたところ、堀内さんが資金援助しました。 通夜は、19日午後6時~、告別式は、20日午前10時30分~ 場所は、上野寛永寺輪王殿 喪主は、堀内泰司さん(長男) 詳しくは、井上井月顕彰会090-8200-4590(平澤さん)

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