御筒粥神事 世相は七分二厘
南宮神社初祭りの占いの神事
箕輪南宮神社で10日御筒粥神事が行われ占いで今年の世相は七分二厘という結果が出ました。 御筒粥神事は米と小豆が入っている釜に37本の葦の筒を入れて炊きます。 筒の中に入った米や小豆の数で32品目の農作物の作柄や四季の気候、今年の世相を占うものです。 毎年1年の無事を祈念して行われる南宮神社の初祭りの占いの神事です。 2時間ほど炊いた釜から御筒が取り出されると神社総代から宮司に渡されました。 この御筒は本殿で宮司が割り米や小豆の入り具合を確かめます。 その結果世相は七分二厘で去年より一厘下がりました。 32品目の農作物のうち、小麦、馬鈴薯、牛蒡、大根が『極上』。 一方、晩生稲、大豆、茄子、蚕、梨が『下』との占いが出ています。