地区内の安泰願い 大文字建て
箕輪町北小河内漆戸常会の伝統行事
箕輪町北小河内区漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、大文字建てが11日行われ住民が地区内の安泰や五穀豊穣を願いました。 朝8時に漆戸常会の住民が集まり榊や松、縁起物の飾りを取り付けていました。 飾り付けが終わると長さ10メートルほどの大文字を建てました。 大文字は天竜川の水害に悩まされていた住民がその氾濫を鎮めるため始められたといわれていて町の無形民俗文化財に指定されています。 大文字には太陽や稲穂を表す飾りものが取り付けられていて、下ろしたときに住民が各家庭に持ち帰り玄関に飾るのが習わしとなっています。 漆戸常会は35戸あり地区の安全を願う大文字は1週間建てられ18日に下ろされるということです。