箕輪町郷土博物館で子どもたちがほんだれ様飾り付け
箕輪町郷土博物館で小正月の行事を体験するイベントが11日に開かれ、子どもたちが五穀豊穣を願うほんだれ様をかざりつけました。 この日は親子30人が参加し、ほんだれ様を飾り付けました。 指導したのは、箕輪町下古田の丸山平治(へいじ)さんです。 ほんだれ様は、電気やガスが無かった時代に、薪が取れることに感謝するとともに、五穀豊穣を願い飾られていました。 ソヨゴとミズブサの木を立て、枝に繭玉とヌルデの木を切ったものを飾り付けていきます。 ヌルデの木は、皮をむいたものはアワの穂に、皮つきものはヒエの穂に見立てています。 丸山さんは末広がりの八にかけ、ヌルデの木を8寸、およそ24センチの長さに切っているということです。 ほんだれ様は、20日まで箕輪町郷土博物館に飾られます。