JR飯田線について考えるシンポジウム
JR飯田線とまちづくりについて考えるシンポジウムが、12日、伊那市のいなっせで開かれました。 シンポジウムは、飯田線の活用について考えるJR飯田線活性化期成同盟会が開いたものです。 12日は、パネルディスカッションと基調講演が行われました。 このうちパネルディスカッションでは、駅舎の美化活動を行っている人や利用者などの4人が「伊那谷の未来を考える」をテーマに話しをしました。 無人化となった沢渡駅に壁面絵画を設置した伊那西高校美術クラブの有賀睦さんは「季節にあった作品を展示するなど駅舎をギャラリースペースとして活用し、常に変化のある場所にしていきたい」と今後の活動について話しました。 また、パネルディスカッションにアドバイザーとして参加した鳥塚亮さんは、様々な経営活性化策を実行し千葉県のいすみ鉄道を廃止の危機から救った経験から「飯田線はローカル線の横綱級。地域の財産と思ってほしい」とまとめました。