田中豊文さん 初午に向けてワラ午製作
伊那市東春近のワラ細工名人田中豊文さんは、2月11日の初午に向けて午のワラ細工作品を制作しています。 伊那市東春近の田中豊文さん80歳。 田中さんは、2月11日の初午に向けてオスとメスの午のワラ細工人形を制作しています。 立っているのがオス、草を食べているのがメスで、オスメス50対、100体の作品を作る予定です。 小学生の時からワラ細工を作るのが好きだった田中さんは、自宅の横に工房をかまえ作業にあたっています。 3年前に腎臓を悪くしてから透析を受けていて、1日で作れる数は4体が精一杯だということです。 作品は、近所の人や親しい人に配るほか、同じように透析を受けている人や病と闘っている人にも配り、元気づけたいということです。