羽広の歴史がつまった「羽広誌」刊行
伊那市西箕輪羽広の歴史や文化などをまとめた「羽広誌」が、このほど完成しました。 羽広誌は、羽広区に伝わる「羽広の獅子舞」の400年を記念して地元住民で結成した羽広獅子舞四百年祭実行委員会の羽広誌編纂部会が作ったものです。 当初、編纂部会では獅子舞の研究から始めましたが、研究を進める中で羽広区に関する資料が多く出てきたため、羽広誌を発行することにしたということです。 羽広誌は360ページで、歴史や文化の他、編集委員のコラム、年表、歴代の区長など細部までこだわった内容になっています。 編集委員は11人で、資料の収集に3年程かかり、完成までに5年かかったということです。 分かりやすく親しみやすい内容にしようと、写真やグラフを多く使っています。 去年の年末に400部発刊しましたが、1月10日に全て完売したということで、現在は伊那図書館や西箕輪支所などで見ることができます。 21日は羽広公民館で実行委員会の解散式が行われ、全員で乾杯をして5年間の活動を締めくくりました。