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上伊那教育会 南アルプスの実地調査結果報告

上伊那教育会 南アルプスの実地調査結果報告

 上伊那の教諭で作る上伊那教育会郷土研究部の研究発表会が31日伊那市のいなっせなどで開かれ、南アルプスの実地調査の結果が報告されました。  上伊那教育会では、平成29年を目標に、昭和37年に刊行された「上伊那誌自然編」の改訂増補版の刊行を計画しています。  その一環で、平成25年度から南アルプスの実地調査を進めていて、今年度は塩見岳周辺を調査しました。  箕輪中学校の大木島学教諭は、今回の調査でライチョウが確認できなかったことについて、「ライチョウはお花畑を好む。シカの食害が、植生だけではなくライチョウにも影響を及ぼしているのでは」と話していました。  来年度は仙丈ヶ岳と塩見岳の中間部分を中心に調査する予定です。

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