西箕輪の冬の自然を満喫
冬の樹木や植物の実を観察しながら散策する自然観察会が1日、伊那市西箕輪で行われました。 観察会は冬の自然を楽しんでもらおうと西箕輪公民館が開いたもので小学生や地区住民など30人が参加しました。 講師は地元に住む白鳥孝伊那市長と長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんが務めました。 1日は、みはらしファームを出発し、経ヶ岳自然植物園までのおよそ2キロを歩き途中、植物の実や木の年輪を調べたりしました。 経ヶ岳自然公園では、塩・砂糖・とうがらしを雪が入ったコップに入れ、どれが一番温度が下がるか実験しました。 マイナス5度だったものが塩を入れたものはマイナス20度まで下がり、野口さんは「塩が解けると熱を奪われるため」と解説していました。 この原理を使ったアイスキャンディー作りも行われました。 たき火が趣味という白鳥市長は、近くにある枯枝を集め、実演しました。 白鳥市長は、「木を同じ方向に向けて並べる事が大切」とポイントを話していました。 西箕輪公民館では、5月に春の自然観察会を開くことになっています。