恩徳寺で大護摩祈祷と福豆まき
3日は、節分です。 各地で節分にちなんだ行事が行われました。 このうち南箕輪村の恩徳寺では大護摩祈祷と福豆まきが行われました。 毎年恒例の節分会は午前6時から午後5時まで、おおむね1時間毎8回行われます。 厄除けや家内安全、商売繁盛などを祈念する大護摩祈祷の、最も人が集まる午前中の時間帯には本堂に入りきれないほどでした。 本堂では護摩がたかれ、参拝者は、手持ちバッグなどを差し出し燃え上がる炎にかざしてご利益を求めていました。 祈祷の後、恒例の福豆まきが行われました。 恩徳寺では、「鬼でも改心すれば仏になれる」とした成田山の教えにより「福は内」しか言わないのが習わしだということです。 升を持った年男と年女達が福豆や銀杏などをまくと集まった人たちは福を招き入れようと一斉に拾い集めていました。 訪れたある人は「家族が健康で過ごせる1年になってほしい」と話していました。
給食で恵方巻き
南箕輪村の南部小学校では、手作りの恵方巻きが給食に出され、子どもたちが願いを込めて大きな巻きずしを頬張りました。 南部小では、子供たちに給食を通して行事を伝えていこうと 5年前から恵方巻きを出しています。 3日は、朝から調理員たちが110本を巻いたということです。 恵方巻きは、大阪など関西地方の習慣で節分にその年の恵方を向いて太巻きを食べると縁起が良いとされています。 子どもたちは、今年の縁起がよいとされる西南西を向き、夢や希望を頭に浮かべながら太巻きを頬張っていました。