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「地域を知る一端に」祖父の日記など矢島さん公開へ

「地域を知る一端に」祖父の日記など矢島さん公開へ

伊那市美篶青島の矢島信之さんは、地域の歴史を知る一端になればと、祖父の日記や、大正から昭和にかけての葬式の香典帳などの資料の整理を行い、公開する予定です。 自宅の一室に並ぶのは、明治20年代に書かれた祖父の日記や、叔父叔母の学校の修了証書、葬式の香典帳などおよそ30点です。 矢島さんは、妻の美代子さんの一周忌を迎えるのを前に、昔の帳簿などの整理を始めました。 その中で、祖父の日記などを読み返しているうちに、当時の暮らしや地域の様子などが伺える事から、これをまとめ、多くの人に見てもらいたいと考えるようになったという事です。 こちらは、終戦の年の昭和20年4月に行われた、祖父の葬式の記録です 最後のページに小麦・一斗と書かれています。 矢島さんによると、物が無い時代、親戚からこの小麦が届くと、葬儀の料理が作れると家族一同よろこんだという事です。 矢島さんは、これらの資料を年代別にまとめ、徐々に自宅で 公開していきたいとしています。

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