伊那市国保税引き上げ 諮問通り答申
伊那市国民健康保険運営協議会は、来年度から国保税を平均で18.67%引き上げるとする改定案について、諮問通りとする検討結果を、白鳥孝市長に答申しました。 5日、協議会の中山彰博会長が市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。 改定案は、来年度から国保税を平均で18.67%引き上げ、額にして1万2,308円増の7万8,215円とするものです。 中山会長は「全会一致とはいかなかったが、値上げはやむを得ないとの結論に至った。今後の負担が少しでも抑えられるような努力をお願いしたい」と話しました。 白鳥市長は「基金も底をついてやむをえない値上げ。県内19市中、中間程度の税率で、値上げ幅もよく検討して頂いた」と話していました。 来年度からの国保税率の引き上げに関する条例改正案は、3月の定例市議会に提出される事になっています。