商工会青年部40周年記念式典 さらなる飛躍誓う
宮田村商工会青年部は4日、創部40周年記念式典を村民会館で開いた。政治、経済界など村内外から約300人が出席。地域とともに歩んできた歴史を振り返りながら、さらなる飛躍を誓った。野球教室やマジックショーなどの記念事業も行ない、子どもたちをはじめ多くの住民と喜びを分かちあった。
48人の全青年部員がステージに立って式典は開会。前林裕一部長は「我々を取り巻く環境は厳しいが、こんな時だからこそ地域に貢献したい。青年らしい柔軟な発想でさらなる可能性に挑戦する」とあいさつした。
初代の青年部長を務めた山田豊さんは、創立当初の苦労を回顧。当時前例がなかった歩行者天国によるイベントを実現した思い出にふれ「新しいことをやるには時間がかかるが、未来に向ってますます発展して」と現役部員を激励した。
1966年創立の青年部は、商工業の振興にとどまらず、地域に根づいた積極的な事業を展開。全国的にも注目される商工会本体とともに、柔軟で独創的な取り組みが目立っている。
式典に引き続き、創部当初から毎年実施している歳末慈善パーティーを開催。収益金の一部は今年も村へ寄贈する。