親子木工教室
駒ケ根市のおもしろかっぱ館(小平容大館長)は30日、親子・子どもふれあい事業「親子木工教室」を同市東伊那の「ふるさとの丘・あゆみ館」で開いた。市内の親子約20人が参加し、木を使った小鳥の巣箱やえさ箱、森の動物などを作った。
指導に当たったのは「木の香の会」会員の宮脇保さん。参加者は宮脇さんの用意した巣箱の材料をそれぞれ受け取ると、木の板を組み合わせて早速組み立て始めた=写真。子どもたちは「難しいなあ」などと言いながら保護者や宮脇さんらの手を借り、苦労の末どうにか巣箱を完成させると、手にとってうれしそうに眺めていた。
宮脇さんは「巣箱に鳥が巣をつくる確率は60%くらいかな。木の上など敵の手が届かない高い所に置くのがいいよ」などとアドバイスしていた。