箕輪町木下の泉沢常会がイルミネーション点灯
箕輪町木下の泉沢常会1組が、国道153号から箕輪工業高校に通じる道沿いの各戸の庭木や玄関などにイルミネーションをともした。常会初の試みで、5日夜の点灯式は16人が集まり1軒ずつ点灯。赤、緑、青、黄色などカラフルな電飾が通りを明るく照らした。
これまで常会内の2軒が電飾をつけていたが、「個々にやるのもステキだけど、点を線にしたらおもしろいのでは」との荻原省三さんの発案で、「まずはやってみることが大事」と、賛同した7軒が思い思いに電飾をつけた。
道の東から西に向かって順番に点灯。明かりがつくたびに「わあ、きれい」「すごいね」と歓声。星やハート、サンタクロース、トナカイ、スノーマンなど趣向を凝らした飾りもあり、下校する箕工生が「いいですね」と声を掛けて通っていった。
吉江賢次代表は、「この道を毎日、箕工生が通っている。高校改革で問題になっている箕工や、少子化問題をイルミネーションで応援したい。どんなに小さくてもまずは一歩から。これを起点にもっと大きく輪を広げられたら」とあいさつ。「恋人通りって名前にしようか」と冗談も飛び交い、とん汁や酒で点灯を祝った。将来的にはテーマを決めた飾りつけをしたい-との構想もある。
クリスマスの25日まで毎日、日没から夜9時ころまで点灯する。