過去最大 61億2,000万円
南箕輪村平成27年度一般会計当初予算案
南箕輪村は、総額61億2千万円の平成27年度一般会計当初予算案を20日発表しました。 前年度比5.9%増の積極型で、過去最大の予算規模となっています。 20日、南箕輪村役場で記者会見が開かれ、平成27年度一般会計当初予算案が発表されました。 一般会計の総額は、平成26年度当初の57億8千万円を5.9%上回る61億2千万円で過去最大です。 唐木一直村長は、平成27年度と28年度で人口増加対策にめどをつけたいとしています。 人口増に対応する主な新規事業は、中部保育園、西部保育園の増改築工事に2億6,000万円、南箕輪小学校の児童数増加対策も視野に入れた子ども館の設計などに1,100万円、中学校の生徒増に対応するための用地購入に6,000万円などを盛っています。 このほか、南原住宅団地焼却灰処理運搬委託に2億2千万円、南箕輪村観光協会設立に伴う事業費補助に500万円を計上しています。 実質公債比率は、5.4%、平成27年度末の基金残高は、26億円余りを見込んでいて、唐木村長は、「人口増で財政は圧迫されるが、健全財政を維持しながら対応できる。」と述べました。 南箕輪村の平成27年度一般会計当初予算案は、3月の村議会に提出されます。