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2011/(水)

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伊那中央病院 北棟建設の基本計画を策定

平成30年4月からすべて開業する計画

伊那中央病院 北棟建設の基本計画を策定

 伊那中央病院は、新たに検討を進めている北棟の建設について、規模や建設スケジュールなどを示した基本計画を策定しました。  20日は、伊那中央病院運営審議会が開かれ、病院側が基本計画の内容について説明しました。  北棟は、本館北側の駐車場に建設が予定されていて、鉄筋コンクリート造りの2階建て延床面積はおよそ4,000平方メートルです。  1階には、今後増えることが予想されるがん治療に対応できる最新鋭の放射線治療と検査施設が設置されます。  これにより、放射線治療を受けることができる患者数は、現在の1日平均30人余りから4、50人に増えるということです。  他に、訪問看護ステーションが設置されます。  現在の2人体制から10人程度にスタッフを増やし、24時間対応できるようにするということです。  1階と2階には、検診センターが移設され、高機能の検診を受けることができるようになる他、1日の利用可能人数も7倍から8倍に増えるということです。  また、北棟建設により駐車場が減少することから、ヘリポートの南北におよそ300台分のスペースを確保します。  増築工事と機器の更新、駐車場の用地取得など総事業費は、概算で36億7千万円を見込んでいます。  これらの計画は、審議会で了承されました。  今後は、来年度中に実施設計を行い、平成28年秋に本体工事を着工。  29年9月末までに工事を終え、30年4月から全ての事業を開始する計画です。

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