不折に続け!子どもたちの書初め書道展
上伊那を中心とした小学生の作品が並ぶ「子どもたちの書初め書道展」が、21日から伊那文化会館で始まりました。 会場には、上伊那を中心とした小学5,6年生の作品394点が展示されています。 このイベントは、5歳の時に高遠に移住し幼少期を伊那谷で過ごした書家で画家の中村不折を 知り書道に親しんでもらおうと、アルプス中央信用金庫、上伊那書道協会、伊那文化会館が行ったもので、今年で2回目です。 21日はオープニングセレモニーで表彰式が行われ、入賞者に賞状が贈られました。 最高賞となる中村不折賞には、赤穂南小学校5年の中嶋珠久さんの作品が選ばれました。 書初め書道展実行委員長の池上信子さんは、「今年は力作が多く見ごたえのある展示となっている。これからも伝統文化継承の一助としてイベントを続けていきたい」と話していました。 この書初め書道展は、来月1日まで伊那文化会館で開かれています。 来月2日から13日までは伊那市荒井のアルプス中央信用金庫本店で入賞作品が展示され、16日からは各支店にも展示されます。