荒さん被災者の思い 朗読で
東日本大震災からまもなく4年を迎えます。 伊那市西箕輪の荒惠子さんは、原発の恐ろしさや悲惨さを伝える詩の朗読会を3月10日に開きます。 荒さんは、福島第一原発から15キロ離れた所にある福島県南相馬市出身です。 11年前から息子が暮らす西箕輪で生活をはじめ絵手紙の講師を務めています。 荒さんは震災を風化させないよう、被災地の海産物を取り寄せ知人に販売したり、故郷を訪れ物資の支援などを行っています。 今年は、荒さんの従妹、青田恵子さんが書いた詩や短歌などを来月10日に市内で朗読します。 青田さんは、福島の原発事故が起きる前から稼働差止めを求める活動をしていて、現在は滋賀県で避難生活を送っています。 青田さんが書いた詩や短歌は原発の恐ろしさや悲惨さを伝えています。 荒さんは、青田さんの詩などを福島の方言で語ります。 荒さんの朗読会は3月10日の午後1時30分から伊那市西箕輪のロッジ吹上で行われ入場は無料となっています。