JAで振り込め詐欺防止訓練
伊那警察署とJA上伊那は振り込め詐欺被害を未然に防ぐための声掛け訓練を24日伊那市のJA上伊那本所で行いました。 訓練にはJA上伊那の金融担当者など30人が参加しました。 伊那署の職員扮する男性が、息子を名乗る男からの電話で現金を引き出すよう指示されたとの想定で訓練が行われました。 窓口担当の職員はアンケート用紙を使い「使用目的」など不審な点が無いか確認していました。 男性が急いで現金を引き出そうとしている事や説明にあいまいな点がある事から相談スペースに案内し、その間に別の職員が警察へ通報するなどの手順を確認しました。 到着した警察官は、本当に息子さんからの電話なのか確認するよう説得しました。 伊那警察署の署員は「少しでも不審な点があったら、積極的に警察に相談してほしい」と呼びかけていました。 金融部の村澤昇部長は「お客様には迷惑になるかもしれないが、常に振り込め詐欺を疑い、被害を出さないよう努めていきたい」と話していました。 伊那署管内の去年1年間の振り込め詐欺被害は9件で被害額は3,860万円となっています。