伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2011/(水)

ニュース

佐藤さんから震災の思い聞く

佐藤さんから震災の思い聞く

 東日本大震災直後に、福島県伊達市から伊那市へ移住した果樹農家・佐藤浩信さんから、震災に対する思いなどをきく人権講演会が、25日夜、伊那市の西箕輪公民館で開かれました。 25日夜は、西箕輪の住民15人ほどが参加して、佐藤さんの話を聞きました。  佐藤さんは、東日本大震災による福島第一原発事故が起きた直後の15日には福島県から県外へ自主避難しました。  その後、つてを頼って2011年の4月には伊那への移住を決めました。  震災からまもなく4年を迎えるにあたり、過去を振り返るよりも前を向いて歩きたいと、今後の展望について主に話をしました。  佐藤さんは、去年、自宅そばに、福島を産地とする干し柿「あんぽ柿」の加工場を建設しました。  冬場の収入を確保していきたいということのほかに、福島に対する思いもあります。  佐藤さんは、県外に避難して4年がたち、「福島はもう故郷になってしまった」と話していました。

前のページに戻る 一覧に戻る