井上井月顕彰会前会長堀内さんお別れの会
160人が別れを偲ぶ
今年1月9日に94歳で亡くなった井上井月顕彰会前会長の堀内功さんのお別れの会が、28日に開かれ、およそ160人が故人を偲びました。 伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれたお別れの会には、井上井月顕彰会の関係者の他、親族や友人などおよそ160人が参列しました。 堀内さんは、大正9年に伊那市美篶笠原で生まれ、東京で健康食品を販売する会社の会長を務めていました。 平成20年からは井月顕彰会の会長として句集の発行や句碑の建立などを行ってきました。 伊那食品工業の塚越寛会長は、弔辞で堀内さんとの思い出を振り返りました。 伊那市の白鳥孝市長は「堀内さんが大切にした伊那谷の風景や人々の営み、井月を広く知ってもらうための取り組みを次世代に継承していきたい」と挨拶しました。 他に、顕彰会副会長でお別れの会実行委員長の竹入弘元さんは「井月に関しては、何十年も親しんでこられた人。その活躍はめざましいものだった」と感謝していました。 顕彰会の新しい会長となった北村皆雄さんは、「井月を広めるためにやることはいっぱいある。会員共々がんばっていきたい」と誓いを述べました。